日本人として知っておきたいこと

”日本人として知っておきたいこと”
「日本とは何か?」 自分の国を理解し誇りをもつこと
日本人としての歴史認識アイデンティティ・国家観を持ち
誇りをもって世界と付き合うこと
1 日本にあって他国にないもの
(1)他国から過去一度も征服されたことがない国家
(2)皇室の伝統(125代)神話を起源、2千年以上もの間
  同一の系譜(万世一系)を守った国家
(3)東洋の文化と西洋文化との融合を実現
(4)他国との戦争経験が極めて少ない国家・・1千8百年の間に3回  平安・江戸時代と600年の平和が続いたこと       (663年白村江の戦い;1274・81元寇の役1592-98朝鮮出兵) 匠の技・伝統工芸が発展・進化した背景
(5)四季に彩られた豊かな自然
     亜寒帯から亜熱帯まで南北3千キロの長い国土
(6)宗教観;神道 (八百万の神)・・信仰の対象が自然界にある
         全てであり、他の宗教に対し排他的でない、
         自然界にあるものに感謝     仏教伝来・ザビエル来日、キリスト教布教;
         イスラム教も含め、布教の自由
(7)十七条の憲法明治憲法・・礎は十七条憲法     日本文明の精髄 「日本的霊性」(やまとごころ)
    「和を以って尊しとなす」
2 日本人の国民性 心のかたち=「和」の精神
(1)礼節を重んじる心
  規律正しさ「武士道」精神 (義・美)
(2)勤勉性 滅私奉公 働くことは喜びであり美徳・
  働いて共同体の役に立つことを喜びと感じる心を持つ
(3)忍耐心 我慢強い 和魂(心の美意識)
(4)公徳心 倫理 もののあわれ・義理人情・心の機微・憐憫の情
(5)名誉を重んじる信条・・「恥」を知る
(6)勇気 愛国心
(7)自己犠牲の精神 献身的 匠の技を敬う心 士農工商 刀鍛冶の技術
          測量技術  伝統工芸(漆器・陶芸)日本画 食文化 造船技術
          「道」・・華道・茶道・香道・武道
3 日本人の知恵 文化の高さ・技術の高さは  歴史的
(1)斬新さ・創意工夫 織田信長の長篠の戦 鉄砲を用いた3段戦法;  
      鉄鋼船の建造 楽市・楽座;兵農分離;検地;南蛮貿易
(2)教養の高さ 識字率の高さ
      寺小屋・読み書き・算盤(計算能力も高かった)
      数学も理解 先物取引(本間家)
 明治維新当時の識字率 男43%・女10%(70〜80%とする説もあり)
      と産業革命下の英国よりも高かった
(3)加工文化 漢字の伝来に対し、表意文字表音文字とを使い分けし、
       平仮名・片仮名を発明   素材輸入・加工品輸出という輸出立国
(4)危機への対応力 明治維新・敗戦との二度の国家存亡の危機を
       乗り越え世界の大国となった活力
(5)百年以上の伝統を持つ老舗・企業が世界一多く存在
(6)相互扶助 地元の商人・篤志家が経済支援により
      「私塾」・「寺子屋」を支援   頼母子講の存在
(7)技術力の高さ 明治維新以降も造船技術・航空機製造技術など
       多分野で世界最先端技術開発実績   モノつくりで世界を圧倒・・技術立国で飛躍的な
                     経済成長を遂げた
アジアの小国日本が明治以降近代化を図る過程で、日清戦争の勝利に続き、
日露戦争で勝利したことは取分け世界に衝撃を与えた
有色人種の小国が白人国家に勝利したことが歴史的事件として世界の
 有色民族に勇気を与え、後の諸国の独立に大きな支えとなった
マレーシアのマハティール首相の「ルックイースト政策」や
台湾でも「日本精神に学べ」が合言葉となるなど多大な影響を与えてきた
ことは民族の誇り