2012-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「無私の日本人」(磯田道史)に学ぶ

穀田屋 十三郎(1720年〜77年)は仙台近郊の「吉岡宿」の商人であったが 8人の同志とともに衰退した町を救うため、62万石の仙台藩に千両の金を貸し付け その利子を住民に配る仕組みを考えた。この資金を捻出するため、風呂にも入らず、断食をして、…

幕末の地方財政立て直しに学ぶ

幕末から明治にかけて、備中松山藩の山田方谷(ほうこく)の 藩財政立て直しの実例(出典;迷走日本の原点 櫻井よしこ)備中松山藩は 表高5万石・・実高2万石の小藩であったが 10万両の借金を重ね、年間9千両の利子が払えず雪だるま式に 借金が増えあえ…

先人の言葉に学ぶ

本日は、「先人の言葉に学ぶ」テーマで、 松下 幸之助氏と稲盛 和夫氏の二人の言葉に学びたい。【松下 幸之助氏の言葉】経営理念が確立すれば、その事業は半分成功したも同じ。 絶対的条件である経営理念の確立と必要条件の社員の 個性を活かせる環境をつく…

国家の独立は国民の独立自尊の教育から

国家の独立は国民の独立自尊の教育からというテーマで 示唆に富む議論が、櫻井よしこ氏の著作「迷走日本の原点」 の中にあるので引用して紹介したい。経済も金融も(国家)安全保障も、自立の精神が根底になければ 満足に機能しない。・・・自立はどう育めば…

経営の見える化(武蔵野 代取 小山 昇氏)に学ぶ

経営の見える化-1 (株)武蔵野 代取 小山 昇 ルールを明確にする ・・・ Q なぜ野球が楽しいか? A 視聴者がルールを判っているから 責任の所在を見える化 ルールがあることが正しい (ルール委員会が毎年変更) 例えば、クレーム報告を忘れた場合、賞与を…

歴史の中の日本(司馬遼太郎)から

「歴史の中の日本」で司馬 遼太郎氏が、 吉田松陰が安政の大獄で捕えれられ、 獄中で綴った「坐獄日録」の中から 以下の言葉を紹介している。「体は私なり、心は公なり」《説明》 私(体)をこき使って、公に殉じる者を大人 といい、公をこき使って私に殉じ…