2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

人財資源活用への道標-2

そのため、中小企業の一部は、外部(海外)資本に頼らざるを得なくなり、 基幹産業技術が海外資本の手に移る、いわゆる「技術の海外流出」を招いている。このまま放置を続けた場合、日本の中小企業は更に競争力を失い、 衰退への道を辿らざるを得ない。日本…

人財資源活用への道標-1

1.【はじめに】 急速な経済発展を続ける中国が、米国と共に世界経済のリーダー役の一翼を 担う立場へとその存在感を次第に膨らませている。一方、日本は、長きにわたり保ち続けたGDP世界2位の地位を、 今年、中国に明け渡すばかりでなく、これまでアジア…

米国「99%の反乱」(サラ・ヴァン・ゲルダー)を読んで

1%の富裕層と99%の貧困層の対立軸まで、格差が拡大して しまった米国の姿に慄然とする。成功者が報われる社会を否定する立場にたたないが、人間として 最低限の生活を営む権利;生存権はある。日本の富裕層と一般庶民との格差は小泉改革により広がった…

土光 敏夫氏に学ぶ

土光 敏夫氏は1896年9月15日、岡山市に生まれ 1988年8月2日に逝去された。氏は企業再生の神様と呼ばれ、理路整然とした合理的思考を持ち、 常に斬新さを探求し、創意工夫、現場第一主義の大人物であった。氏の言葉;生まれてきた以上、各自がこ…

地域経済活性化への道標-5

次に4.「将来の地域経済を支える有望企業・技術・若手経営者を探し、 育成するためのインフラ(人・物・カネ)を支援する仕組みを 提供する」ことについて説明したい■想定される障害選定された企業が必要とするものは、資金の支援もさることながら、 一番…

 地域経済活性化への道標-4

2.都道府県としての重点産業育成分野をテーマ・課題別に 分類仕分けし、ジャンル別に上記1で探した企業・技術が保護・ 育成の対象となるか改めて識別する。■想定される障害 集まった情報から、どの企業・どの技術が保護・育成の 対象となるのか?判断でき…

地域経済活性化への道標-3

筆者が現時点で想定される障害をあげ、具体的な取り組みについての アイデア・方法について、これから説明したい。【 具体化案 】1.優れた技術力を持った企業とその技術者・匠の技・将来に亘り 継承していくべき伝統・文化を探す についての取組案■ 想定さ…

地域経済活性化への道標-2

「地域経済活性化」を目的に提言したい改革のポイントは以下のとおりである。1.優れた技術力を持った企業とその技術者・匠の技・将来に亘り継承していく べき伝統・文化を探すこと2.都道府県としての重点産業育成分野をテーマ・課題別に分類仕分けし、 …

地域経済活性化への道標-1

地域経済活性化への道標-1世界最強の国家であり続けた米国は、政治・軍事面以外の 経済面でも世界経済の牽引役としてもその圧倒的な力を発揮し これまで世界経済を支え続けてきた。しかし、リーマンショックを一つの契機としてその立場が 揺らぎ始め、著しい…

国家再建への道標ー8

これまでの、財政投融資で行われた公共投資の大きな問題点は 一過性の投資であり、橋や道路の建設に資金を投入しても、 その年だけの限定的な投資効果しか生み出せないことに根本的な 欠陥があった。本案は、持続可能な地方経済の成長をもたらすことを基本に…

国家再建への道標ー6

提案プラン 「国民生活改造プラン」(仮称)施策のポイントは以下の3点にある① 勤労者に年間 1ヶ月の長期連続休暇取得を認める (但し取得者はワークシェリングの一環として、 年間給与の1ヶ月分の削減に応じる対価として長期連続休暇取得を行う)② ①で長…

国家再建への道標ー7

もし、1ヶ月間の纏まった長期連続休暇の取得が可能となれば、 自分の故郷や地縁・血縁のある土地、もしくはいつか住んで みたいと憧れを抱いてきた場所に、住居を構えることが可能となろう。また、空き家となった農家や農地を取得(借り入れ)し、 晴耕雨読…

国家再建への道標ー5

最初に(1)国民が夢や希望を抱ける目標政策案の検討について 本稿では以下のステップを踏んで、議論を展開したい。まず、A;現状認識とB;求められる政策とを夫々を対比して検証を加える。 次に C;問題認識 を纏め、それを解決しうる大胆な私案を論じて…

国家再建への道標ー4

国内経済を見ると、首都圏に比べ地方経済の落ち込みは更に激しく、 地方都市の県庁所在地でさえ、駅前を少し入ると「シャッター通り」 と揶揄される光景が目に入ってくる。こうして見ると、我が国に残された時間は少なく、「国難」とも言える 国家存亡の危機…

国家再建への道標ー3

急激な円高の進行により、輸出企業は自らの生き残りを掛け 生産拠点を少しでも生産コストの安いアジア諸国にシフト せざるを得なくなった。これまで大企業を支えてきた下請け中小企業への発注が減り、 大企業傘下にある中小企業に重大な影響を与えた。日米構…

国家再建への道標−2

国家再建への道標−2日米安保条約で日本に安全保障を与えたことで、軍事費負担が軽減された 日本は官民一体となって基幹産業の育成・財政投融資活動に専念できたこと等 諸環境にも恵まれ、日本経済は目覚しい急成長を遂げることができた。一方、米国は国内産…

[「国家再建への道標」

「国家再建への道標」-1目覚しい成長が続く中国・韓国等アジア諸国の陰で 日本の閉塞感が否めない。危機に瀕する日本を再び国民が誇りの持てる「日出づる国」 にしたいと願い、解決策を模索すべく提言を行わせていただく。現況の閉塞感を打破する種々の道筋…

坂本 龍馬の「船中八策」について

大阪維新の会の「維新八策」が発表された。維新八策の基となった、明治維新の礎となった坂本龍馬の「船中八策」を おさらいしてみたい。 維新八策が比較してどうかは皆さんの判断に 委ねたい。当時の時代環境から推測すると、坂本龍馬は、広い知識・深い見識…

企業家精神発揮が問われる日本

企業家精神発揮が問われる日本 どんなに不況の時代にあっても、経営者の先見性やその能力によって 乗り切ることができる。先行きがどんなに不透明であろうと、経営には傍観は許されない。企業がなすべきことは、企業体質の変革と共に 新しい需要を創造してい…

国家再建への道標ー6

提案プラン 「国民生活改造プラン」(仮称)施策のポイントは以下の3点にある? 勤労者に年間 1ヶ月の長期連続休暇取得を認める (但し取得者はワークシェリングの一環として、 年間給与の1ヶ月分の削減に応じる対価として長期連続休暇取得を行う)? ?で長…

国家再建への道標ー6

提案プラン 「国民生活改造プラン」(仮称)施策のポイントは以下の3点にある? 勤労者に年間 1ヶ月の長期連続休暇取得を認める (但し取得者はワークシェリングの一環として、 年間給与の1ヶ月分の削減に応じる対価として長期連続休暇取得を行う)? ?で長…

国家再建への道標ー7

もし、1ヶ月間の纏まった長期連続休暇の取得が可能となれば、 自分の故郷や地縁・血縁のある土地、もしくはいつか住んで みたいと憧れを抱いてきた場所に、住居を構えることが可能となろう。また、空き家となった農家や農地を取得(借り入れ)し、 晴耕雨読…