「三」に纏わる言葉 

世の中には三つの言葉を対立させ、比較しながら表現していく方法がある。
自分が大切にしているのが以下の4種類の三つに分けて表現する言葉。

Ⅰ「三上」について、人間が頭の回転が一番アップし、様々なアイデア
 浮かんでくる最適な場所が三か所あると中国の古典で指摘している。
  ① 馬上・・馬の背に跨り揺られている時。(乗り物に乗車中の車内で発想)

  ② 厠上・・便所の中で、突然、いいアイデアが思い浮かぶことがある。

  ③ 枕上・・眠りにつく、直前、まどろんでいる時にぼんやりアイデア
        浮かんでくる。

Ⅱ「三職」について、

  ① 知識  ② 見識  ③ 胆識
    豊富な知識に支えられて見識が存在し、何事にも動じない強い信念が
    胆力(胆識)となって、その人間の全人格を表出させると解釈している。

Ⅲ「三つのI(愛)」について

  ① いい経験  ② いい仕事  ③ いい想い出
    いい経験(失敗と成功体験)を積み重ねることで、結果としていい仕事が
    でき、後にいい想い出を残すことができる。
    自分が死に臨んだ時に、あの世に持っていけるのは、「いい想い出」だけである。

Ⅳ「三つの信」について

  ① 信用  ② 信頼  ③ 信念

    一つひとつの信用を積み重ねることで顧客の信頼が得られ、顧客の信頼に
    支えられて自分の仕事に対する信念が持てる。