情報入手から加工・分析 

情報入手から加工・分析-2

■情報の加工・分析

いい情報とは、その時点で、世間一般では表面化していない
情報、即ちメディアを通してまだ報道されていない段階での
情報(「一次情報」)を指します。

入手した情報が正しいか、確認を要する重たい情報は複数の
チャネルを持ち、真贋チェックを行うことも必要です。

また、一方で、その情報がどういう意味を持ち、その背景に
潜む動きを推測し、これまで入手している他の情報と関連付けを
行ったり、その位置づけを評価していく作業を行います。


解り易くする為、情報を納める4つの箱(ボックス)を
イメージしてください。

■4つの情報ボックスの考え方

1. 超短期 の情報

2. 短期  の情報

3. 中期  の情報

4. 長期  の情報

情報は、その内容・影響を与える分野や時間軸の長さ、
影響を及ぼす深刻度やその重さにより、他の情報との加工・
分析や評価比較を行い、
上記の4つのボックスに仮に収納しておきます。

時間を置いて、再検討し、ボックス間の入れ替えもありえます。

その場では、単体の情報であっても、後日、他の情報が加わり、
価値や評価が異なってくる場合もあります。

情報を受ける側の知識・見識として
上記1や2の範囲の情報は、罫線分析、各種テクニカル分析
パターン分析などのマーケット分析に加え、機関投資家の手口や
売買動向、内外経済指標の発表や内外金融政策を占うオペや
資金需給を踏まえた相場観であり、評価には、大きな差異は生じません。