国家再建への道標ー6

提案プラン 「国民生活改造プラン」(仮称)

施策のポイントは以下の3点にある

? 勤労者に年間 1ヶ月の長期連続休暇取得を認める
(但し取得者はワークシェリングの一環として、
年間給与の1ヶ月分の削減に応じる対価として長期連続休暇取得を行う)

? ?で長期連続休暇を取得する人物が、自分の故郷や、
いつか住んでみたいと憧れる地方都市に住居を取得
(農家等の改装実費を含む)する場合
やセカンドハウスを購入・建築する場合にも
以下の2タイプでの減税を認める

タイプ1=年間50万円を30年間連続して税額控除を受ける

タイプ2=年間100万円を15年間連続して税額控除を受ける

?上記税額控除の対象は地元を本拠地とする建築会社・業者に発注
した金額に限定(領収書で確認)とする

本提案プランの期待効果・メリット 

【狙い】 一挙三得の効果を期待
 メリットを受ける側からの視点

1.国民  ⇔勤労者=「夢」・「希望」を持ち就労 家族=「家族の絆」確保

2.企業  ⇔ワークシェアリングの実現 年間1ヶ月の人件費カット
     企業側は必要に応じ、人員を手当てする(人材雇用ニーズ発生)

3. 国・地方⇔地域経済の活性化に直結し、地方景気の高揚から国家復興期待    
       


もう少し、紙面を割いて本プランの説明と狙いとする経済面の効果を論じたい。

戦後世界第2位のGDP規模まで成長した日本は、国民の生活の視点に立つと
果たして世界2位の国家にふさわしい生活や人生を国民が味わっている
のかという疑問を持たざるを得ない。

国家目標として、勤勉に働く一方で、人生の楽しみを味わい、家族との絆を
確保し、楽しく・幸せな家庭を築くことが適うよう「豊かな人生」を過ごす
意義・目的を明示し、国民に意識改革を促すことが必要である。

*1347224031*[(日本再生]国家再建への道標ー7
もし、1ヶ月間の纏まった長期連続休暇の取得が可能となれば、
自分の故郷や地縁・血縁のある土地、もしくはいつか住んで
みたいと憧れを抱いてきた場所に、住居を構えることが可能となろう。

また、空き家となった農家や農地を取得(借り入れ)し、
晴耕雨読の生活を楽しんだり、或いは、最初の持ち家を取得したり、
セカンドハウスを取得し、ライフスタイルを変える動機づけを与える
こととなり、その人々・家族の人生をも大きく変える契機となろう。

累計1,500万円の税額控除があれば、地方に100坪の土地を300万円で取得し
建坪40坪の建物を1,000万円で建築し、家具・什器備品に200万円を掛ける
というような設計が可能となる。

首都圏では、とても実現困難であっても、地方では十分可能な設計である。

人生の癒しを目的に過ごす、風光明媚な地方生活では十分に生活設計が
可能となる。

仕事を探す目的で地方を見ると少ない職場も、人生の癒しを求める対象と
して眺めると、海や川、山・渓谷といった自然環境に恵まれた多くの候補地が
浮かんでくるのではなかろうか。

地域・地元の建設会社・工務店に発注し、地元の商店街で家具・什器を購入
した場合に限定して減税の対象とすること、

地方に大勢の人々が一定期間、移住し、生活することで、
地域の建設業者や商店街が活気を取り戻す地方景気復興の大きな鍵となろう。

また、家族と共に少年期を特定の地方で過ごした経験を持つ青年は、
第二の故郷となった地方で将来生活する選択を行う可能性も期待できる。

これも地方経済の活性化の支援材料となるに違いない。