坂本 龍馬の「船中八策」について

大阪維新の会の「維新八策」が発表された。

維新八策の基となった、明治維新の礎となった坂本龍馬の「船中八策」を
おさらいしてみたい。 維新八策が比較してどうかは皆さんの判断に
委ねたい。

当時の時代環境から推測すると、坂本龍馬は、広い知識・深い見識の上に
全く異次元の時流を観る眼力を持ち、発想力・構想力・国家観を持つ
偉大な人物であったことが解る。

坂本龍馬の「船中八策

 一策  天下ノ政権ヲ朝廷ニ奉還セシメ、政令宜シク朝廷ヨリ出ヅベキ事

 二策  上下議政局ヲ設ケ、議員ヲ置キテ万機ヲ賛賛セシメ、万機宜シク
     公議ニ決スベキ事

 三策  有材ノ公卿諸侯及天下ノ人材ヲ顧問ニ備ヘ、官爵ヲ賜ヒ、宜シク
     従来有名無実ノ、官ヲ除クベキ事

 四策  外国ノ交際広ク公議ヲ採リ、新ニ至当ノ規約ヲ立ツベキ事

 五策  古来ノ法令ヲ折衷シ、新ニ無窮ノ大典ヲ撰定スベキ事

 六策  海軍宜シク拡張スベキ事

 七策  御親兵ヲ置キ、帝都ヲ守護セシムベキ事

 八策  金銀物貨宜シク外国ト平均ノ法ヲ設クベキ事