4.「人生設計図」について

丁度、一枚のキャンパスに絵を描くことをイメージして下さい。
自分がこの世に存在したこと。「人生の証」を残すために大きなグランド
デザインをまずラフに描いてみることです。

自分で絵筆をとって、自分の好きな構図を描き、自分の好きな色で染めながら
配色・構図のバランスを考えながら、自分の人生を描いていきます。

大きな部分から、徐々に細部に落とし込みながら書き込んでいきます。
消しゴムは使えないため、間違った場合は、上書きをしていき、より濃い色で
重ねていきます。
色を重ねることで、深みがより増してくることでしょう。

失敗を恐れず、一筆、一筆を真剣に一気に書き込んでいきます。
(「我、事において後悔せず」の心境で書き上げて下さい)
全てを書き終わった時があなたの人生の終着駅です。

どんなにお金を稼いでも、金をあの世に持参できません。持っていけるのは
死に際の過去の想い出と、後世の人々の心に残る記憶のみです。

明治時代の偉人 後藤新平座右の銘
「金を残す人生は下、事業を残す人生は中、人を残す人生こそ大なり」でした。