人生の歩き方(8.自分のスタイルを創る)

8.「自分のスタイルを創る」

これまで述べてきた「人生観」・「歴史観」といった個々の組み立てを
行っていく中で、自分自身がこれからどう生きていくか?

自分が納得する生き方・生き様をカタチとして整理し、一生を貫くスタイル
を積極的に創っていくことが大切だと思います。

私は人生の生き方・ビジネスのやり方は確固たる信念・成功に裏づけされた
体験や哲学を持つことから生まれてくるものだと信じています。

自分自身の手で築きあげてきたものは、自分にとって極めて高い価値を
持つものを持っている人はストレスも比較的に少ないのではないでしょうか。

その理由は自分なりの価値観を持っていること、自分が精一杯やってきたという
満足感があるからに他なりません。

こうして築き上げたものが社会で評価され、認められると、その人が持つ
自信・満足は更に膨らんでいくことになるでしょう。

こうした経験を数多くの人が積み重ねることを通じ、結果として社会の発展もあり、
何よりも、個人個人の幸せに繋がっていくものと考えます。

「自分で生きる力」を持つ人間が社会に貢献する存在たらんと「利他の精神」
で生き様をさがす姿こそ、21世紀型の真のリーダーの姿ではないでしょうか。

自分で課題を引き出し、自ら考え、解決策を見出していくこと
生き抜く力を持つ人物・起業家マインドを持つ人物こそがこれからの時代に
求められる人物像となることに疑いはありません。

「自分で生き抜く力」を持つための作業フロー整理

「自分で生き抜く力」を養うために以下の作業に取り組んで見て下さい。

①人生の生き方・スタイルを認識する作業
(人生目標の設定・自分にとっての幸福感、人生目的は何かを自己認識していく作業)

②人生の目標・道標として、5年・10年・15年・20年・・・の各5年毎の
              途中目標を設定する作業

③達成手段の構築・準備作業
     人との出会い・管理手法・家族との接し方・子供の教育プログラム作り・
     時間の過ごし方等の工夫

④道標探し
     情報アンテナを高くし、記録魔となること
     幅広い情報源・チャネルの開拓を行い、維持管理に努め、好奇心を旺盛に
     すること。

集めた情報を加工分析し、ジャンル別に仕分け整理していくこと
こうして作られたデータ・情報から「時流」を分析し、次に何をすれば
よいかを見極めを行っていくこと。

以上を、順番に実行していくことで、いつの間にかたくましく生き抜く力が
きっとあなたに自然に備わっているでしょう。

自分の人生の過ごし方を決めた後は、一年一年を大切に過ごすことに尽きます。

五年計画・十年計画で大まかな人生目標を設定した中期計画・今後一年の
計画に対し、果たしてどんな成果・結果が得られたかを年末に整理し記録を
行っていくことがけじめとなり、自分自身への戒めとなります。

さあ、次には新春に向け、次の年の目標・計画を修正、展望を描いていく作業に
着手する行程に入っていきます。

私も「一年一ページ一行」というテーマで毎年、小さな薄い手帳に社会人として
の人生40ページの設計を目標に自他共に認められるいい仕事・社会に貢献
できる新しい商品サービス創りを目標に毎年チャレンジし、その結果を記録
し続けています。

社会人はなんといってもアウトプット=結果を出して初めて評価されることを
忘れてはなりません。

新年に入り、今年のテーマ探しに入り、年末に成果を整理記録し、
人生の一年をページにしたためていくことを繰り返してください。

きっとあなた自身の
生きた証を追い求めていく旅路となるでしょう。
さあ、一緒に旅路をスタートしましょう!