人生の歩き方(9.人生四分割法)

9.「人生四分割法」について

人間の一生を25年単位であえて区分すると、
最初の25年は教育を中心にして歩む四半世紀であり、
いわば「社会人としての育成期」といえます。

次のセカンドステージは誰しも、縁あって何らかの職につき、
「社会人として活躍・地歩を固める時期」であり、ここで得られた
知識・経験を積み、次のサードステージへの準備期間と考えた方がよいでしょう。

むしろ、第三ステージである50歳から75歳までの25年が
最も大切な期間だからです。

この第三ステージこそ、社会への貢献・還元を果たすべき時期であり、その人間がこの世に生を受け、社会に貢献し、光彩を放つきらめく時であるからです。

75歳からのファイナルステージは、「全てを楽しむ時期」です。

その人間が家族や友人と過ごしてきた来し方人生を振り返り、
その蓄積の上に、余生を思い切り楽しむ時として捕らえ、
その期間に自分でやりたい楽しみ、趣味を今から心がけ準備を
行っていくことが重要です。

やりたい趣味は10種類位準備したいものです。
以上は、私がこれまで考えてきた四つのカテゴリーですが、
偶然、見つけた記事に古代インドでは四住期(シジュウキ)
という考え方があり、生涯を以下の四つの時期に分けて考えていた
という紹介がありました。

0歳から25歳の期間が「学生期」(ガクショウキ)
           よく学び、体を鍛える時期
25歳から50歳が   「家生期」(カジュウキ)
           仕事に励み、家庭を維持する時期
50歳から75歳が   「林生期」(リンジュウキ)
           仕事を離れ、真の生き甲斐を探す
75歳から100歳が   「遊行期」(ユギョウキ)
           自らの死に方について考える時期
           とのことでした。
あまりにも自分の考えと一致していることに驚きました。
どの時代にも真理は同じなのかも知れません。