人生の歩き方(11.余暇の時間四分割法)

11.「アフター5 余暇の時間の四分割法」

サラリーマンの場合、朝から深夜まで、仕事漬けとなり、
自分のプライベートな時間を持つ余裕もなく、
たまの休日も、寝て疲れをとるだけで、精一杯と
いう方が少なからずいることも承知の上でこの節を書いています。

私もそういう生活に馴染んできた当事者だからこそ、
尚更、以下が重要と考えています。

ともすれば、一日の大半を会社で過ごし、会社と自宅と往復の毎日が、
なんとなく過ぎていき、いつしか齢を重ね、年をとっていく
無気力な生活に陥りやすいものです。

明日に希望が持てず、何をしたらいいのか、自分自身が判らなくなって
しまっている人が意外に多いのではないでしょうか。

だからこそ、以下の実践をやって見て欲しいのです。
余暇の時間の使い道として、意識的に以下のとおり、
4つに区分した使い方をおすすめしたいと思います。
(1)一番目は、プライベート(Private):即ち自分ひとりきりになる
   時間と空間を持つことです。
   妻子を持つ身であっても、自分ひとりに
   なれる空間と時間を持つことが必要です。
   その機会を利用し、孤独にひたる中で、これからの自分の生かし方・
   生き方などじっくり考えて見るのもよいでしょう。

   自分の書斎を持たない人でも、通勤時間、途中の喫茶店など
   工夫しだいでいつでも自分の時間は作れるものです。

(2)二番目は、ファミリー(Familly):家族と過ごす時間です。
   家族の絆を維持管理していく時間を確保すべきです。

(3)三番目は友人(Friend)と過ごす時間です。
   生涯の友と呼べる友人と心置きなく語らう時間があなたに
   至福の時間を与えることでしょう。

(4)四番目は会社の仲間(Company)と過ごす時間です。
   優先順位が一番低い訳ではありませんが、ともすれば、
   こればかりになりがちなため、最後に敢えてまわした次第です。

以上は、ひとつの事例としてあくまで参考に紹介しました。
ポイントは、自分を大切に考え、自分の納得のいく方法で、
時間を大切にし、必要とする時間配分を意識的に行うことにあります。

繰り返しますが、あなたの人生は一度きりです。
自分を大切に悔いのない生き方を探り続けるべきです。