日本について(知っておきたいこと)−2

6 祖先 アジア蒙古人種に属する
  日本人の祖先は旧石器時代からの住人、その後、中国、朝鮮、東南アジアなどから 
  日本に移住し、文化を伝え、次第に混血して、現在に至る
7 日本国起源
  紀元1世紀ごろ、各地に100余の小国が分立、4世紀に現在の天皇家の先祖が統一 
  8世紀に作られた古事記日本書紀に、紀元前660年に初代の神武天皇が建国
  即位したと書かれている
  その即位の日が現在の2月11日であり、この日を「建国記念日」として祝日としている
8 国旗
  日本の国旗は日の丸または日章旗。(昇る太陽の旗をしめす)
  昔から神社の旗やのぼりに使用、16世紀から日本を表す旗として
  船に掲げるようになった
  1870年に商船に掲げる国旗として制定、1999年には日章旗
  国旗として法制化。
9 国歌
 「君が代」の歌詞は、1,000年以上前の古今和歌集に収録されている和歌。  
  曲は明治時代に宮内省伶人、林広守により作曲、慣習的に国家斉唱時に用いられる
  歌詞の意味は「天皇の御世は、千代も八千代も続くように。小さな小石が岩になって、
  それに苔が生えるほど永遠に続くように」
  1999年に「君が代」は国歌として法制化された
10 国花・国鳥
  昔から桜が国を代表する花。桜は日本の神話にも現われ、
  桜の花の散り方の潔さが、武士の人生観に結び付けられた
  皇室の紋章が菊であるため、菊も日本を代表する花とされている
  キジは日本固有の鳥、1947年、日本鳥学会で国鳥に指定された。
11 元号
  7世紀に「大化」と号したのが最初、「明治」以降、おのおのの
  天皇の代は一つの元号を用いるという原則(一世一元制)が定められた。

12 急速に近代化 統治機構廃藩置県・中央集権体制) した背景 士農工商の階級制度廃止、国民に機会均等の教育制度を導入、
          教育の普及に力 土地の売買自由化、産業育成、富国強兵、国営による鉄道、
          電話、郵便制度開設 民間企業の振興支援 各分野に外国人顧問を招聘、外国の技術や諸制度の導入・
          知識の吸収に尽力 国民が「文明開化」を旗印に西洋文化を摂取。
          よく働き、よく貯蓄し、資本を蓄積
武士階級の統治経験は官僚制に引き継がれ、
          組織能力を持つ人財を育てた。
貨幣・度量衡の統一、道路、航路の整備がなされ、
          米を通じ、国の流通経済が形成
上記5を除き 出典;「日本 その姿と心 」 から抜粋
    新日本製鐵(株)監修