日本の誇る人物に学ぶ(糸川英夫)−2

糸川英夫氏に学ぶ (その2)

a 《快眠の取り方》

「枕を高くして眠る」という格言があるとおり、枕の高さによって
 睡眠の効率が違う。

 最も重要な要素である「枕」は人により、高さ、固さ等違いがあってしかるべき。
 自分の一番リラックスできる曲を録音し、旅行時に持参、ちょっとの睡眠をとる
 際に、ヘッドフォンとアイマスクを持参。
 睡眠について
人間が疲労するのは、体が酸性に傾いているからであり、弱アルカリ性だと
非常に体調がよい。
そこで電気的に弱アルカリ性にして、眠りを誘い、寝ている間に
疲労を除去する電気シーツが開発された。

b 《きれはしの時間》

本をバラバラにして読む習慣 時間の有効活用
c 《頭の中の在庫一掃法》

①座禅・・・座禅の面目「融通無碍(むげ)」の境地到達を狙い  組織工学用語の「不適応記憶の消去」
赤ちょうちん・・酒(WITH YESMANのみ)
③宗教的懺悔

④芸術感動・・こころの底から感動して涙を流すこと
⑤自己催眠

d 《省タイムについて》
一人一日24時間という持ち時間の中で、いかに個々の活動時間を効率化し
短縮するかということが、これからの人間社会にとって不可欠の要件となろう
e 《「SES」ノート》

どうすれば、組織の回路をすばやく、かつ円滑に働かせることができるか
ロケットチームの編成、行動に効果を発揮。
S/(サイエンス)E/(エンジニアリング)S/(スペース)
大学ノート1枚ずつの紙をいつでも常備、必ず事務局で通しナンバーを管理
事務担当者から聞いて記入。年月日・記載者名を記入、思いついたことを書き込み
SESノートを事務局に送付、事務局は直ちにコピーし、全部のオフィスに回付する。
(効果)組織の中の誰がどのような問題で困っているか共有
    事務局が通しNoでファイルを永久保存。項目別・時系列別に分類され、
    いつ、誰が、どんな問題を抱えていたかが一目瞭然であり、同じことを二度と         やらないですむ効果

糸川英夫氏の人生観】

「人生目的の設定は、いつも他人から頼まれることによっている。
 そうした私自身の体験から言っても、好きで選んだものと、頼まれて選んだ
 目標では、後者の方が永続性があるように思われる」

「人生の扉を開くカギを持った人は必ずいると思う。そのカギを持った人と
 出会うことが決定的に重要である。」

 どうすれば、そういう人に会えるか?
「自分の尊敬する人物に徹底的にあこがれることである。」