読書の栞(「志」について)

「志」が道を拓く
「志」とは
「思い定めた目標を遂げようとする強い信念」を指す。
 昔から「志ある者は事ついに成る」

「思う念力岩をも通す」「精神一到何事か成さざらん」
 青雲の志を抱いて未知の分野に挑戦していった人々の
 中の一人が「野口英世

「サイコサイバネティックス理論」…
「心の舵取り」の意味で医学博士・精神外科医・
心理学者であるマクスウエル・マルツ氏の造語
 著作「サイコサイバネティックス
 (邦訳「自分を動かす」知道出版
 人間の心は脳と神経系から出来ている一種の仕組み
(システム)であり、目標を持ったときに効率よく
 作用する自動誘導システムであること

 目標の限界とか、達成可能な範囲を決めていくのは
「自己イメージ」であり、成功して満足している
 自分自身を想像して、そのイメージを心に描く
 ことが大切である

 目標達成への過程で小さな成功を積み重ね、
 あたかも成功への道を歩むことが当然のように
 振る舞うことで「成功の仕組み」が働くようになる。

「志」とは強烈な成功の自己イメージであり、
 常に前向きな明るい成功の自己イメージを持ちつづける
 ことができれば、心の自動誘導装置は自然に成功へと
 導いていく。
 逆境こそチャンス

 人は逆境に立たされると、必死になって生きて
 いかざるを得ません。それは辛いことです。
 その辛さを耐えさせてくれるのが「志」です。
 夢・ビジョン・自己目標として希望を抱く
 ことが出来れば、逆境が味方になってくれる。