(読書の栞)

国家の崩壊(佐藤 優・宮崎学)に学ぶ

ブレジネフ時代のソ連について、示唆に富む記述があった。 ブレジネフは1964年10月、フルシチョフ失脚を受けて ソ連の首相に就任し、1982年11月に死去したリーダー 在任当時のソ連の社会生活は、以下のような流れであったという。午前9時始業〜…

どんな危機にも打勝つ100年企業の法則

どんな危機にも打勝つ100年企業の法則抜粋 TOMAコンサルティンググループ 藤間 秋男 1 会社の寿命 (日経調査 1996年 対象 8万社) 1年後 60% 老舗 創業後 490年 虎屋 3年後 38% 348年 マツモト交商 5年後 15% 311年 にんべん 10年後 5% 219年 安田松慶…

核武装なき改憲は国を滅ぼす(片岡鉄哉)

日本が経済大国として世界の檜舞台に登場したのは1970年代後半。日本は経済力において、頂点に達し 日本はピッツバーグ(製鉄)を制圧し日本はニューポート(造船)を制圧し日本はデトロイト(自動車)を制圧し、最後に、シリコンバレー(IT)を押さえ…

京セラ創業者 稲盛和夫、ブックオフ創業者 坂本孝氏に学ぶ

京セラの創業者である稲盛和夫氏が語る成功のための「6つの精進」 を紹介。1.「誰にも負けない努力をする」2.「謙虚にして驕らず」3.「毎日の反省」4.「生きていることに感謝する」5.「善行、利他行を積む」6.「感性的な悩みをしない」ブックオ…

インドと組めば日本は再建できる(鈴木壮治)に学ぶー5

インドは日本に感謝 ・・・独立時の協力「インパール作戦」でインド独立運動の英雄 チャンドラ・ボース率いるインド国民軍と共に行動。 後の独立に結び付いた。パール判事・・・東京裁判で擁護戦後初めて国交樹立1952.4.28 アジア諸国では、戦後初めてパキ…

インドと組めば日本は再建できる(鈴木壮治)に学ぶ−4

2008年リーマンショックにより、新自由主義型経済が破綻懸念経済の安定成長を目指す循環型に転換 アジアは新たな経済思想を生みだし 世界経済を主導していくべき。米国での医師の3割がインド人インドに戻る医師も多く、メディカルツーリズムも始まって…

インドと組めば日本は再建できる(鈴木壮治)に学ぶ−3

人民元の対ドル動向対ドル人民元の上昇は、中国の対米輸出力は大きく減退し、外需から内需への転換が日本と無関係に進行する インドの場合 日本と連携し、内需を拡大していく余地が大きい。(インフラ整備)技術評価高いレベルの評価でもイギリスでは技術力…

インドと組めば日本は再建できる(鈴木壮治)に学ぶー2

問題点電気・高速道路・鉄道などの社会インフラが未整備; 労働組合が強く、従業員100名以上の企業では間単に社員を馘首できない。 資金不足(海外資金流入により改善中)サービス産業がGDPの6割を占め、3000万の店舗存在する。 袖の下(汚職) イノベー…

インドと組めば日本は再建できる(鈴木壮治)に学ぶ−1

著者 鈴木壮治・アッシュ・ロイ 今の日本は、構想力や戦略観というものが徹底的に欠如した国になってしまった。その原因を根底から考え、日本に雄大な構想力と戦略を取り戻したい。アクターとしての国家・企業・国際機関・NGO・市民社会との共生が必要人…

問題解決五段階法について

問題解決五段階法 成功の人生を歩むには、誰もがそれぞれの自己目標を明確にもつこと 自己目標と現実の自分とのギャップを自覚 ① 何が問題かを把握 ② 問題の原因は何かを列挙 ③ それぞの原因に対する解決策を考える ④ どれが最良の解決策かを決定。実行計画…

日本よ勁き国となれ(櫻井よしこ)に学ぶー5

日本人の知の精神明治憲法は明治元年に出された「五箇条の御誓文」 の精神に基づいて起草されたが遡れば、それもまた、 「十七条憲法の精神」を受け継いでいる。 共に、日本人の生き方と価値観を濃厚に反映している。 たとえば、十七条憲法の第一条には 「上…

日本よ勁き国となれ(櫻井よしこ)に学ぶー4

台湾駐日代表・許世櫂(コーセカイ) 氏の夫人である 盧 千恵(ローチェンフィ)氏が 「私の中のよき日本」(草思社)に綴った対日観は 台湾ほど日本を愛し、身内のように思ってくれている国は この地球上に類例はないことを物語る。 「台湾人に手を差し伸べた日本人…

日本よ勁き国となれ(櫻井よしこ)に学ぶ−3

日本の省エネ技術は世界で最も優れている。 ・・世界のリーダーシップをとるべき 日本には、地球環境に関して極めて優秀な人材が揃っている。 1982年 南極でオゾンホールの破壊を発見し、問題提起したのは、 南極観測隊員の忠鉢繁氏、 80年代初頭にCO2濃度の…

日本よ勁き国となれ(櫻井よしこ)に学ぶ

外国(米国・ロシア・中国)の戦略を国家として 継続的に情報収集・分析を行い 国益に根ざした長期戦略・国家戦略を策定し 行動することが独立国として当然。 日本全体が相手国の姿を知ろうともしない状態では 100戦100敗は必至。 全世界の人類が目指すべき…

日本よ勁き国となれ( 櫻井 よしこ)に学ぶ

櫻井 よしこ ・・・ジャーナリスト(ベトナム生まれ、ハワイ州立大学歴史学部卒)学んだこと 1 歴史の知識の重要さ 自国がどのような決断を過去に下してきたか、それは他国と どのような関係の中の選択であったのか 他国はどのような行動をとったのか 2 現時…

明日を支配するもの(PFドラッカー)に学ぶ

明日を支配するもの(PFドラッカー)に学ぶこの50年間、政治における最大の出来事は共産主義と ソ連の崩壊だが、経済面では日本の隆盛があげられる。私は、世界史を生み出したのは日本の明治維新であったと 繰り返し述べてきた。それまでの人類の歴史は…

新松下村塾 塾長 濤川栄太氏に学ぶ

濤川栄太氏は1943.11.22〜2009.4.15 66才で逝去 国家戦略研究会議創立者 新しい歴史教科書をつくる会 副会長 今回「日本の決意」から抜粋■「江戸しぐさ」について かつての日本には、「江戸しぐさ」という美しい文化があった。 うかつ謝…

「99%の反乱」(サラ・ヴァン・ゲルダー著)を読んで

「99%の反乱」(サラ・ヴァン・ゲルダー)は米国社会の問題を描いた 衝撃の書である。 貧富格差の極端な拡大はいつか国民の反乱を招く節理 として他山の石としたい。米国では1%の富裕層と99%の非富裕層との格差が長年に亘り拡大。具体例で見ると19…

ネクストソサエティ (PFドラッカー)に学ぶ

ネクストソサエティ(PFドラッカー)に学ぶ定年に達した人たち、契約ベースで仕事を行う人たちを惹きつけ、 留め、活躍をして貰うこと。経験と能力のある高学歴の高年者を引退させることなく、内部化 したアウトサイダーとして継続した関係を持ち続けて貰…

ユダヤ人の成功について学ぶ

ユダヤ人の人口は約1,500万人 世界人口の0.25% アメリカの大富豪の保有資産ランク上位400家のうち23%がユダヤ人 トップ40の中では40%がユダヤ人 ノーベル賞受賞者 日本人の人口は1億2千万人 世界人口の2.0% 日本人の受賞者は計12名 ユダヤ人は 2001年ま…

親鸞に学ぶ乱世の知恵(五木 寛之)から

人間はもともと「宿業」を背負っている存在。アジアの一角に日本人として生まれた運命が 宿業。人々の心に救いがないという点で 平安末期から鎌倉初期にかけての時代と 今とは非常に重なっている。一人ひとりが生きていくうえでの核心、 エネルギーをどこに…

知的創造のヒント (外山 滋比古)から

知的創造のヒント 外山 滋比古 以下は一部ですが、この本から学ぶべき内容を紹介します。 この内容は、(私は決して頭のいい人間ではありませんが) 昔から、日常実践してきた習慣(いつも必ず、システム手帳の 用紙を携行し、思いついた瞬間が大切。 タイミ…

中村天風 「盛大な人生」から

理想の摩訶(マカ)力 ・・・ヨガの哲学で、超特的に偉大なものを意味する散る桜、残る桜も散る桜 自身がコザック騎兵に捕われ、死刑宣告を受け、銃殺刑寸前を助けられた経験 から「人生の事情がどうであろうと、できうる限りの努力を行って、心機の 転換を…

氷川清話の中から 勝 海舟のエピソード

昨日に続き、勝 海舟にまつわる談話を続けます。勝 海舟が有名な「氷川 清話」の中で 「いままで天下で恐ろしい人物がいるものだ」と思ったのが二人。 その一人が、横井 小楠であり、もう一人が西郷 隆盛であった とのこと。横井 小楠は他人には悟られない人…

西郷隆盛と勝海舟との談話描写 津本 陽

作家の津本 陽氏は、著書の「春風無刀流」の中で 西郷隆盛と勝海舟との談話風景を巧みに描写している。世に西郷南洲遺訓として「命もいらず、名もいらず、 官位も金もいらぬ人は、仕抹に困るもの也、此の 仕抹に困る人ならでは艱難を共にして国家の大業は 成…

読書の栞(自分を動かすー2)

充実した人生を送ろうと思えば、まず「創造の仕組み」とか 「誘導システム」を学び それを「失敗の仕組み」ではなく、「成功の仕組み」が 働くように操作する。 ①あなた自身が納得できる現実的なあなたのイメージを創る ②小さな目標を達成して満足感を経験す…

読書の栞(自分を動かす)

「自分を動かす」 Maxwell Maltz(コロンビア大学 医学博士 世界的に有名な整形外科医) 著作の紹介をしたいと考えます。博士は個性変容の問題に 「サイコサイバネティックス理論」を採用して、「自分を動かす」原理を 解りやすく説明しています。以下がその…

読書の栞(「志」について)

「志」が道を拓く 「志」とは 「思い定めた目標を遂げようとする強い信念」を指す。 昔から「志ある者は事ついに成る」 「思う念力岩をも通す」「精神一到何事か成さざらん」 青雲の志を抱いて未知の分野に挑戦していった人々の 中の一人が「野口英世」 「サ…