日本人の誇り (藤原 正彦)

日本人の誇り  藤原 正彦 文春新書から抜粋

マッカーサーも認めた自衛戦争 
            
日米戦争に関しては、東京裁判を開廷し、日本を侵略国家と断罪した
当の本人マッカーサー元帥が
1951年の米国上院軍事外交合同委員会で次のように答弁

東京裁判 日本の弁明】
「日本は絹産業以外には、固有の産物はほとんど何もないのです。

彼らは綿が無い、羊毛がない、石油の産出がない、錫がない、ゴムがない。

その他実に多くの原料が欠如してゐる。そして、それら一切のものが
アジアの海域には存在してゐたのです。

もしこれらの原料の供給を
断ち切られたら、一千万から一千二百万の失業者が発生するであろうこと
を彼らは恐れてゐました。

したがって彼らが戦争に飛び込んでいった動機は、
大部分が安全保障の必要に迫られてのことだったのです。」