「遊びの役割」について

遊びの役割について・・働きアリに学ぶ (昔のメモから抜粋)

実際の働きアリはひと月のうち、三分の二は遊んでいるという。
巣の周りをまったく無目的にぶらぶらする。無目的な行動が
生活時間の三分の二を占めているそうだ。

その間は、他のアリの部屋をのぞいたり、女王アリの髭に触れたり
しているとのこと。

実験として、遊びをアリが始めたら、ピンセットでつまんでしまい、
遊びを与えないアリと遊びをしていたアリとを比較してみると、
面白い結果がでたとのこと。

巣から遠い場所に持っていって離したところ、遊んでいたアリは、
直線的に巣に戻ってくるが、遊びを奪われたアリは巣に帰る能力を
失ってしまったとのこと。

つまり、無目的な遊びは「環境適応力」をつくることに関係がある
との結論であった。
とっても役に立つ貴重な話であったため、本稿の出所が不明なまま
メモにした。