日本よ勁き国となれ(櫻井よしこ)に学ぶ−3

日本の省エネ技術は世界で最も優れている。
・・世界のリーダーシップをとるべき

日本には、地球環境に関して極めて優秀な人材が揃っている。
1982年 南極でオゾンホールの破壊を発見し、問題提起したのは、
南極観測隊員の忠鉢繁氏、
80年代初頭にCO2濃度の急激な増加と大気温度上昇の因果関係を
いち早く警告したのは、東北大学名誉教授で気象学の権威、山本義一氏。

(当時、大気中の成分濃度を観測・研究していたのは他には
米国のハワイ州マウナケア観測所のみ)
大阪大学経済学部の稲田献一教授は、山本教授の学説と経済学を融合し、
環境問題の市場メカニズムへの取り組みを具体的に提言。

今、世界で行われているCO2排出権と国家間取引の基本を構成
これら、世界の最高水準の研究を総括し、西澤潤一、上野いさお両氏が
「人類は80年で滅亡する-「CO2地獄」からの脱出」を世に問うたのは2000年。
米国立大気研究センターは2006年12月 北極海の氷の溶解速度が加速され、
2040年に略消滅するとの試算結果を発表。

西澤氏らは「変化は突然、しかも大規模に起きる」と予測。
「海洋の変化を畏れよ」と警告