地域経済活性化への道標-2

「地域経済活性化」を目的に提言したい改革のポイントは以下のとおりである。

1.優れた技術力を持った企業とその技術者・匠の技・将来に亘り継承していく
べき伝統・文化を探すこと

2.都道府県としての重点産業育成分野をテーマ・課題別に分類仕分けし、
ジャンル別に上記1で探した企業・技術が保護・育成の対象となるかを改めて
識別し絞込むこと。(県別特性に合致するフォーカス戦略)

3.県・市町村別産業育成マトリックスを作成すること
マトリックスは、県の特性・特色を活かしたものに仕上げる。

4.将来の地域経済を支える有望企業・技術・若手経営者を探し、
  育成するためのインフラ(人・物・カネ)を支援する仕組みを提供すること。

5.こうした活動を行政に携わる県・市町村の職員が自らの意思で自ら考え   
  取り組んでいける指導・訓練を行い、「地域の宝探しの楽しさを味わう」
  ことにより、行政に携わる本人達もやりがいを感じ、収益も生み出すことで
  組織活性化に結び付ける仕組み創りを行うこと。

 行政側が主体的に、収益事業を立ち上げ自分たちの将来の収入を確保していく
 気概を持つことが重要だと考える。

 上記5ポイントを実現するには、様々な問題点・障害も予想される。しかし
 否定的に考えず、どうすれば実現できるかを英知を結集して工夫すべきである。