出光 佐三に学ぶ(士魂商才)

士魂商才

出光興産を起業した出光 佐三氏は、「士魂商才」と題して
以下の言葉を残している。(出光興産 ホームページから引用)

「生活を質素にしたり、われわれが経費を節約するというような
 ことは金を尊重することで、奴隷になることではない。」

「それからまた、合理的に社会・国家のために事業を経営して
 そして、合理的に利益を上げる。これは金を尊重することだ。」

「しかしながら、昔の商人のように人に迷惑をかけようが、社会に
 迷惑をかけようが、金を儲けりゃいい。
 これは金の奴隷である。それを私はとらなかった。」

「しかし、私は金を尊重する。昔の侍が金を尊重することを知って
 おったならば私の先生が私に書いてくださった額にあるように
 士魂商才 侍の魂を持って商売人の才を発揮せよ。」

「この士魂商才が武士によって発揮されて日本の産業は、
 明治時代に外国のいいところを採り入れて、
 りっぱな事業家がたくさん出たと思うのです。」