日本の教育改革への道標ー4

■教育改革への提言

日本がこれから、世界に通用する「グローバル人財」を早急に、
大量に育成していくには、これまでの教育システムを
抜本的に変革していく必要がある。

どう抜本改革を行っていくべきか? 様々な議論が活発に
戦わされるべきである。

敢えて大胆な問題提起をさせていただければ以下のとおりである。

【1】 小・中学校の期間

小・中学校の期間を基礎学力を固める期間として位置づけ、
日本人としての素養(国語・歴史・地理・伝統工芸・道徳)の他、
英会話、絵画など15分野(別紙)を習得させる。

知識吸収力が極めて旺盛な期間に、様々な学習機会
(座学と実体験の組合せ)を豊富に与えることが重要である。
子供にじっくり取り組む時間を与えるため、一貫教育が望ましい。

こうした基礎学力の習得期間中に、各生徒が自分の能力を
最大限発揮できそうな、得意な分野、時間が経過するのも
忘れて没頭できる、好きな分野(適正のある分野)
を探しだすことを目標とする。

(この期間に、音楽のように若年でも異能を発揮する分野が
見つかれば、地域や国が異能を認定し、重点的に取り組める
よう学習カリキュラムの弾力的な運用と集中できる環境を
国家として与えては如何か)