日本の教育改革への道標ー5

【2】高等学校の期間

異能を発揮する生徒に対しては、当該教科の「飛び級」を認め、
得意分野を伸張させ「天才を積極的に創出していく」
教育システムへ大きく切り替える。

日本が国家として、「天才を育成し、数多く社会に輩出する」
仕組みを持つことが求められている。不得意分野をも平均して
学ばせる偏差値教育からの脱皮が求められることは論を待たない。

少子高齢化社会の到来を目前にし、「異能人財の大量輩出」と
世界水準へキャッチアップ、そして凌駕していくことが国家存続
の為に必要である。

その実現には、「異質」や「異能」を重視し、社会が認め、
育てていく教育システムへの転換が必要となろう。

【3】大学受験・入学後の期間

これまでのように、難度の高い入試問題で受験生をふるい落とす。
大学の入口への障壁を高く置いた、いわば、「入口主義」とでも
呼称する仕組みから入口を、相対的に低くし、入学後、相応の学力を
伸ばしていかなければ卒業できない

いわば「出口主義」に、大胆に切り替えるべきではないかと考える。

従来のままだと、「大学合格」が自己目的化し、「合格」の達成感から、
緊張の糸が切れ、アルバイトやその他の時間に、大切な大学在学中の
時間を費やす結果、大学本来の高度なが疎かになる実態が数多く
見受けられる。