日本の食糧安全保障について

日本のコメの消費量は、年間1,000万トン。

一般的に言われる食糧自給率はカロリーベースで約40%と
他国と比較しても極めて低い。
しかも、実は40%どころではなく、10%台まで
落ち込んでいるのが実態と聞く。

どうして、安穏と暮らせるのか?ノー天気すぎるのではないか
国際情勢の変化、紛争や戦争などが周辺国で発生するリスクを
排除できない以上、
国民の生命と安全を守ることが国家の最低現の責務とすれば
危機感が足らな過ぎると言わざるを得ない。

こうした中で、農業基盤整備事業に41兆円を投入している
農業政策を見ると、金の配分が間違っていまいか?と
感じるのは筆者だけではないと思う。

これだけの資金があれば、政界のかなりの農地が買える。

世界各地に、日本へ供給目的の農業用地を取得確保し、
国内からヒト、もの、カネを全面的に支援することで、
食糧供給地を、政界中に分散確保することを狙うべきである。

また、輸送ルートをマルチで維持管理していくことで、シーレーン
を複数ルート確保すべく、海上輸送の安全を海上自衛隊に委ねる。

こうして、食糧の安定確保を行う一方、リスクを分散でき、
国内の農業生産に向けても、経営効率も上げていくため、
農業の近代化を図ることで、安全で美味しい野菜や穀物
安定して生産できる手段、技術の開発を継続していくべきである。

早期に、食糧安全保障体制を整備していくことを求めたい