日本経済を支える武士道

新渡戸 稲造が書いた「武士道」には、日本国民が
大切に守ってきた精神的な支柱として
①忠義 ②義 ③勇 ④仁 ⑤知 ⑥礼 ⑦誠 ⑧名誉
を挙げている。

日本の企業が、納期を守り、交通機関も1分の遅れもなく、
動いているのも、約束を破ることを何よりも恥と考えるのも
全てに名誉を重んじ、信頼を大切にしてきた武士道のなせる技
である。

ここに、これまでの世界の歴史にも稀有な経済成長を実現して
きた日本経済の強さの秘密がある。

日本経済を支えた最大のポイントが武士道が広く日本国民の
一人ひとりに定着していたことと、日本が高度信頼社会であった
ことに存在すると言えよう。