21世紀の日本の当面の課題について

本日は、21世紀の日本の当面の課題に関する、
過去の議論を紐解いて見たい。

2000年12月12日の日経新聞朝刊に
回答の多かった順番に掲載されていた。

当時の順番を並べると以下のとおりであった。

1位  財政再建・経済構造改革
2位  社会保障体制の整備
3位  教育・人材育成
4位  国際競争力の強化
5位  外交力の強化
6位  国家意識の確立
7位  文化・芸術の向上
8位  軍事力の増強

こうした記事の抜粋を、11年以上が経過して
改めて見直して見ると、当時から多くの国民が抱く、
国家への危機意識が確かなものであったことが解る。
10年以上の月日が流れ、日本が抱える課題は
少しも変わっていない。
にも拘わらず、政治の世界では、少しの進歩も
為されていない悲しい現実がある。

国家存続の危機に瀕する現在、国家意識の確立
そのための教育改革、結果として国防力の増強
が順位を上げなければなるまい。