日本人の誇り(藤原正彦)に学ぶ-2

■官僚への対応に疑問

門地門閥貧富を問わず、選抜されたトップエリートたる
官僚の知識、経験、見識を利用しなくていいほど、
我が国に人材の余裕はない。

優秀者にありがちな傲慢狡猾や、出世志向に根差した
省益優先などに十分注意を払いながら、官僚を知恵袋
として使うべき。

官僚とは叩くものでなく、逆に高給を与え、
エリートとしての矜持を持たせ、国家・国民のために
命がけで献身してもらうべき。


■少子・高齢化

5年間の出生率は1.34程度 、人口維持に
必要な出生率は2.08。

生涯未婚率(by 国立社会保障・人口問題研究所)

現在60歳では5%、30歳だと23%、20歳の女性だと40%と予測

■江戸時代の治安
江戸時代、江戸には100万人の人々が住んでいたが、与力・同心・目明しなど
警察官の数は数百人程度であり、治安がよく保たれていた。この時代は鍵は
金持ちの土蔵で使用されるだけで、庶民には縁がなかった。