天皇陛下の訪問企業

毎年、天皇陛下は産業振興に貢献する中小企業を
訪問なされるという。

昨年(2012年)は、埼玉県川口市の医療機器メーカー
「メトラン」を7月5日に訪問された。
メトランの新田 一福社長はベトナム出身で
新生児用の人工呼吸器の開発における国内トップシェアを
誇る企業。

在宅医療用の酸素濃縮器はバッテリー駆動可能であったため
東日本大震災の際には貢献が大きかったとのこと。

2011年の訪問企業である千葉県東金市の「協和工業」、
江戸川区の「不二製作所

2010年の千葉県市川市の医療器具製造「河野製作所」
埼玉県久喜市の金型メーカー「池上金型工業」などなど

21世紀に社会に貢献する優れた技術力のある有望企業を
見出し、天皇陛下が自ら訪問されるというならわしも、
「ものづくり国家」たる日本の象徴となるいい風習であり、
伝統としていくべき国民の誇りでもある。