21世紀は水の時代

20世紀は石油の時代であった。21世紀は「水の時代」
と言われる。

世界的な水不足の進行、環境汚染に伴い、海水の淡水化
など持続的な水資源の確保が全世界で求められる。

今後、環境浄化のための下水処理、排水処理、水の再利用の
技術がクローズアップされてくる。
東レ 地球環境研究所)

こうした水に関する21世紀の技術の一つに
好適環境水」がある。
岡山理科大学専門学校山本俊政氏)
数十種類のミネラルを混合し、同一の水槽で
海水魚と淡水魚を同時に飼育できる技術である。

好適環境水」の発明はフグ、ヒラメの養殖に成功し、
ウイルスに罹患しにくく、低コストでしかも山間部
でも養殖が可能な時代が訪れる。

中国・インドなど膨大な人口を抱える国は、将来の
食糧事情の展望に乏しいのが現状である。

こうした技術開発こそが、将来の世界人口の増大に
耐えられる食糧なり、水の確保を可能にし、人類の
将来を支えるものとなることは間違いない。

こうした技術がまた、日本から発することができる
ことを誇りとしたい。