(日本の誇る人物に学ぶ)

「親しき国・日本へ」(李 登輝)日本への提言に学ぶ

台湾元総統の李 登輝氏の日本に対する言葉には しばしば心を揺さぶられる感動を受けている。日本の誇る人物に学ぶ一人として敢えてしたのには 訳がある。それは、過去、日本に留学した経験を持つ外国人で ありながら日本の誰よりも、日本の古きよき伝統・ 国…

時機尚早の歴史に学ぶ

時機尚早の事例として、幕末の長州藩の傑物であった 長井雅楽(うた)(1819〜1863)のことを紹介したい。長井雅楽は藩主毛利慶親から命じられ、長州藩の中老に 就任し、「航海遠略策」を提出。その中で「鎖国攘夷の信奉が日本の歴史からみて滑稽であり、 世…

宮沢 賢治の手帳から

宮沢賢治が書き残した一冊の手帳の写しが手許にある。過去にある展示会で本物そっくりに似せた手帳を購入したもの。 中身は本人の直筆で、漢字とカタカナ混じりで殴り書きし、 病に発熱した様子や、有名な「雨ニモマケズ・・」やお経の写経 なのか、丁度30…

日々に新た (土光 敏夫)に学ぶ

日々に新た(土光 敏夫)に学ぶ東洋思想、仏教でいう「慈悲」はキリスト教の「愛」を 超えた、もっと奥深い宇宙的なもの。「日々に新た」も中国の古典「大学」にあるもの。今、西洋社会はいろいろな問題を抱えて困っている。 中世からの哲学で解決できるか?…

長與 専齋に学ぶ

長與 専齋(ながよ せんさい)は肥前の国大村藩(現在の長崎県大村市) の歴代藩主の侍医の家に生まれる。(1838.10.16〜1902.9.8) 岩倉使節団に加わり、公衆衛生の重要性を日本人として初めて認識した人物。伝染病の予防と対策治療には単に病院と医学校…

西郷 南洲翁遺訓に学ぶ

西郷 南洲翁遺訓から第三ケ条 政(まつりごと)の大体(だいたい)は、文(ぶん)を興(おこ)し、 武(ぶ)を振(ふる)ひ、農(のう)を励(はげ)ますの三(みっ)つに在(あ)り。其(その)他百般(たひゃっぱん)の事務(じむ)は、皆(みな)此(こ)の 三(みっ)つの物(もの)を助(た…

人の遺伝子について(村上 和雄)

村上 和雄氏は昭和11年奈良県生まれ、京都大学大学院博士課程を経て 筑波大学名誉教授、遺伝子工学で世界をリードする第一人者。人の遺伝子の暗号は20世紀の終わりに概ね解読された。 結果、判明した事実は、全遺伝子の内、たった2%しか 実際に働いて…

日本の誇る人物に学ぶ(糸川英夫)−2

糸川英夫氏に学ぶ (その2) a 《快眠の取り方》 「枕を高くして眠る」という格言があるとおり、枕の高さによって 睡眠の効率が違う。 最も重要な要素である「枕」は人により、高さ、固さ等違いがあってしかるべき。 自分の一番リラックスできる曲を録音し…

日本の誇る人物に学ぶ(糸川 英夫)−1

《人名》 糸川 英夫 (イトカワ ヒデオ) 《俗称》 「日本の宇宙開発・ロケット開発の父」と呼ばれる偉人 《生年月日 》 1912.7.20 逝去日 1999.2.21 87歳 《出身地》 東京市 《履歴》 東京帝国大学工学部航空学科卒 中島飛行機入社 帝国海軍の九七式戦闘…